育休明けに復職するにはフルタイム勤務と時短勤務のどちらが良いか、体験談から解説!
育休明けの仕事復帰は、フルタイム勤務にするか時短勤務にするか迷いますよね。
わたしは、初めての育休からの復職のときにとっても迷いました。
そこで、育休明けの働き方をかしこく決めたいというあなたのために、フルタイムと時短のメリット&デメリットなどを、体験談からまとめてみました。
- 育休明けの働き方は、みんなフルタイムか時短勤務か迷う。
- フルタイムと時短のどちらがいいかは、あなた次第。(ちなみにわたしはフルタイム)
- 仕事好きじゃなくても、意外とフルタイムも楽しい。
- 家事育児が苦じゃなければ、時短は子どもと過ごせる。
- フルタイムも時短も、やることは違えど、忙しいのは同じ。少しでも手を抜けるところは手を抜くべき!
- 今話題の家事代行サービス
を使って家事の負担を減らして。
- わが家は1週間に4,500円の家事代行サービスを使って、お料理の回数が週1回に激減!美味しくてバランスの良いごはんが食べれて、気持ちと時間の余裕ができて一石二鳥!
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わたしは、育休明けに「残業なしフルタイム」と「残業ありフルタイム」を経験しました。
時短勤務の友達が周りに多いので、時短勤務については友人の声をまとめて、フルタイム勤務については実体験をまとめました!
わたしは育休明けの働き方はフルタイムと時短で迷った
わたしも初めての子どもが産まれて、育休明けにどんな働き方にしようかすごく迷いました。
- フルタイムで残業あり
- フルタイムで残業なし
- 時短
育休明けのフルタイムvs.時短|自分の気持ちが分からない
わたしはそもそも、「時短で子どもと過ごす時間を確保したい」のか、「フルタイムで仕事をバリバリしたい」のか、自分の気持ちもよくわかっていません。
はじめての子育てだったからかもしれませんが、わたし自身がどのくらい子どもとの時間と仕事の時間のバランスを取りたいのか、ぜんぜん決められませんでした。
「フルタイムも時短も経験して、やってみて決めたい!」と思いましたが、現実はとりあえず決めないといけません…。
育休明けのフルタイムvs.時短|社会の固定観念にとらわれる
それに、「子どもが小さいうちはなるべく家にいるべき」とか「いやいや、これからも時代は女もフルタイムで働くべき」とか、勝手に社会の”べき論”にもとらわれていました。
いま思えば、勝手にプレッシャーを感じていただけで、気にしなくてよかったのですけど…。
多くのケースでは、総合職でどんなに働いていても「女性は出産して育休明けたら時短」っていう流れですよね。
わたしも別に深く考えないでその「流れ」に乗ればよかったんですけど、そうもいきませんでした。
育休明けのフルタイムvs.時短|お金の悩み
というのも、わたしは20代で年収1000万円を超えるいわゆるバリキャリで、出産前の年収はゆうに1000万を超えていました。
つまり、出産したから「時短」というわけにはいかなかった理由としては3つあります。
- 同僚たちは、私が育休明けたらフルタイム残業ありで復帰して欲しいと言っている
- 働いた方が稼げるから家庭のためにもなる
- 時短にするとこれまでつくってきたキャリアがダメになってしまうかもしれないという不安
世の中の流れにのって、「時短勤務にするぞ!」と決められればどんなによかったか…!
育休明けのフルタイムvs. 時短|まとめ
まとめると、育休明けの復帰のときは、いろんな気持ちが入り混じってめちゃめちゃ悩んでいたということです。
- わたし自身が希望している働き方がそもそも分からない
- 同僚のフルタイムで働いてほしいという期待にこたえたい
- しかも、フルタイムで働けばかなり稼げる(年収1000万)から、家庭の助けにもなる
- でも、子どもが小さいうちに子どもとの時間を確保すべきか悩む
- それに、友達たちは出産したら時短が多いし、時短が「普通」じゃないのか不安
- みんな時短ってことは、時短じゃないと家事育児と仕事が両立できないんじゃないのか悩む
育休明けの働き方で、フルタイムと時短で迷う理由は人それぞれです。
次のセクションでは、わたしが悩んだあげくにフルタイム復帰した理由を説明します。
わたしが育休明けにフルタイム復帰したのは「仕事が好き」だからじゃない
悩んだ結果、わたしは育休明けにフルタイムで復帰しました。
- 育休明け最初の2ヶ月 ⇒ フルタイム残業なし
- 育休明け3か月後から ⇒ フルタイム残業あり(平均して毎日1~2時間の残業)
ちなみに、わたしが復帰したのは子どもが1歳になったばかりのときです。
子どもは「普通に手がかかる」子どもでした。なので、病気がちとか、人見知りがひどいとか、とても手がかかる子ではなかったのもフルタイム復帰できた理由の1つかもしれません。
フルタイム残業なしで復帰した理由はお金が欲しいから
こちらの記事で書いていますが、わたしは育休前の職場が嫌いで、もともと転職したいと思っていたのです。
人手が足りなかった会社からは、フルタイム残業ありで復帰をお願いされました。
でも、会社のいいなりになるのもムカつくし、会社に貢献したい気持ちはこれっぽっちもなかったので、残業ありの勤務は即お断り。
沢山の同期や同僚に、「これまで作ってきたキャリアがもったいない!」と言われました。確かに、はたからみればバリキャリだったので、そういう声は自然なのですが、実はそんなに仕事には執着心がありません。
仕事一筋だったからこそ、かなりスキルがつきました。なので、育休明けの数年間を仕事にささげなくても、仕事をまたがんばりたくなったら、いつでもチャンスがあるという自信もありました。
そうすると、
- 時短勤務
- 残業なしのフルタイム(8:00-17:00)
で迷いました。
育休期間中から上司との面談やメールでのやり取りをして、いろいろ相談して悩んだ結果「残業なしフルタイム」での復帰を決めました。
- 給与が高い
- 残業なしフルタイムだと、繁忙期でも何があっても絶対に残業しなくていいと言われた
- 夫や家事代行サービス
のサポートで、夫婦で家事をサボれるような環境にした
- 子育ては楽しいけど、時短勤務で家事のメイン担当になるのが嫌(わたしはそもそも家事が嫌い)
1番大きな決め手になったのは、家事と育児の分担です。
わたしは子育ては楽しいのですが、もともと家事は嫌いだし、子どもをみながら家事をするのはもっと苦手です。
なので、時短勤務になって、自分が家事育児の「メイン担当」になる自信がゼロでした。
わが家は、夫に家事育児にとても協力的です。以前から家事を半分やってくれていたので、わたしがフルタイムで復帰しても大丈夫かなとは思っていました。
でも、子どもがいると家事だけじゃなくて育児のも必要で、絶対にやることが増えます。
そこで、わたしが1番苦手なお料理を週に1回 家事代行サービス にお願いして、家事の負担を減らすということで、フルタイム復帰することにしました。
しかも、週1回 家事代行サービス を依頼しても4,500円なので、時短して家事育児を自分で引き受けるよりも金銭的にもお得です。
フルタイム残業なしで復帰した理由は転職
そして、実はわたしは、育休明け3か月目で転職しています。このタイミングでフルタイム残業ありの働き方になりました。
わたしが育休から復帰して2か月後に転職をした実体験はこちら↓
転職して、残業ありのフルタイム勤務になった理由は3つです。
- 毎日1~2時間の残業だとこなせるとわかってきたから
- 会社が変わって給料が下がるので、残業代で稼ぎたいから
- 残業ありのフルタイムの方が求人が多くて転職しやすかったから
「仕事するのが好きだから」とか「やりたい仕事をしたいから」という、かっこいい理由ではありません。
年収が高くても、仕事は稼ぐためにやるものという感覚でした。
仕事好きではなくても、育休明けにフルタイムで残業ありの働き方ができるのは、夫と家事代行サービス のおかげです。
次は、体験談も交えながら、フルタイムと時短のメリットやデメリットを詳しく見てみます!
育休明けフルタイムは仕事大好き人間じゃなくても楽しい
育休明けにフルタイム勤務をしたわたしの体験談をまとめました!
このセクションでは、こんなことを書いています。
- フルタイムのメリット
- フルタイムのデメリット
- フルタイムに向いている人
育休明けフルタイムのメリットは「仕事が楽しい」だけじゃない
育休明けのフルタイム勤務のメリットはズバリこちらです。
- お金が稼げる
- キャリアを諦めない
- 家事を堂々とサボれる(夫と家事代行サービス
のサポートは必須)
- メリハリがでて子どもと過ごす時間が濃い
- 家事育児以外での自分でいることが楽しい
育休明けでフルタイム勤務をえらぶ人は「キャリアを諦めたくない」という人が多いイメージですよね。
でも先ほども書きましたが、わたしがフルタイム勤務を選んだ理由はキャリアではありません!
どちらかというと、「お金」と「家事よりは仕事したいなあ」くらいの気持ちです。
結果的にフルタイム勤務してみて、「家の中以外でも自分を必要としてくれる人がいて、感謝されることは、楽しくてハッピー」と感じています。
育休明けフルタイムで1番大変なのは待ったなしの育児をこなすこと
ですが、やっぱり育休明けのフルタイム勤務は、家事と育児の両立するために、仕事のコントロールが大変。
具体的にはこんなことが大変です。
- 急に仕事を休んでもいいように、仕事はかなり早め早めに終わらせる
- 急に仕事を休んでも、他の人に引き継げるように自分だけで仕事をしないで常に引き継げる状態にしておく
- お迎えの時間に必ず退勤するので、残った仕事は夜遅くか朝早くにやらないといけない
つまり、急に休んでも大丈夫なように、子どもがいないときよりも、ひと手間多くかかります。
あと、わたしがすごくストレスに感じるのは、退勤しても家に仕事を持ち帰らないといけないこと。
わたしは残業もあるフルタイム勤務なので、子育て中とか関係なく仕事があります。
子どもが寝てからや週末に、残った仕事を片付けなければなりません。
会社での残業はどれだけやってもいいのですが、家に帰ってからの仕事は大嫌いです。こればっかりは全然なれません…。
まとめると、やっぱり「どんなに仕事は忙しくても子育ては待ったなし」ということですね。
仕事が忙しくても、1日の育児は最低でもこれだけあります。
- 朝子どもを起こす
- 朝ごはんを食べさせる
- 着替えさせる
- 保育園の準備をする
- 保育園に送る
- 保育園から迎えに行く
- 夜ごはんを食べさせる
- おふろに入れる
- 着替えさせて
- 寝かしつける
- 一緒に遊んだり一緒の時間を過ごす
この「育児やることリスト」は、仕事がどれだけ忙しくても同じです。
自分がやらなければ、夫・祖父母・ベビーシッターにお願いするしかないですね。
育休明けフルタイムがおすすめなのは仕事人間だけじゃない
育休明けのフルタイム勤務が向いている人はこんな人です。
- お金を稼ぎたい
- 家事するくらいなら仕事する
- 夫の協力がある
- 家事代行サービス
やベビーシッターを使ってもいいと思う
- 仕事が好き
仕事大好き人間じゃなくてもフルタイム勤務は楽しいですよ!
特に「家事するくらいなら仕事とする」タイプの方は、フルタイム復帰がおすすめです。
育休明け時短は子どもとの時間も家事の時間も増える
つづいて、育休明けの働き方として多くの女性が選ぶ「時短勤務」について解説します!
時短勤務と言っても、正社員・パート・契約社員など契約の種類はたくさんありますが、ここでは8時間より短い勤務時間の働き方のことです。
育休明け時短のメリットは今しかない子どもとの時間
育休明けに時短勤務になるメリットはこちらです!
- 子どもとの時間が確保できる
- 掃除洗濯料理など家のことをやる時間がある
- 仕事ではゆるりとできる
- キャリアを諦めない(仕事を辞めるのと比べた場合)
1番のメリットは、今しかない年齢の子どもとの時間です!
子どもはすぐに大きくなってしまうので、
- 今見たしぐさ
- 今しゃべったこと
- 今できるようになったこと
- 今の表情
ぜんぶ今だけです!
子どもと過ごす時間が長いほど、子どもの「今」を感じることができるし、写真を撮ったりするチャンスも増えるでしょう。
また、意外と忘れがちですが、時短勤務することで仕事についてもメリットもあります。
育休明けに責任がある仕事を抜けられるなら喜んで受け入れたいところです。
子育ての方があなたの代わりはいないのだから、代わりがきく仕事は適当にこなせばいいんです。なんなら、わたしは仕事をサボりたいくらい。
それに、仕事を辞めないで時短で仕事を続けていれば、子育てが落ち着いたタイミングでまた仕事をがんばることだってできます。
お金に困っていなければ、家事が苦手じゃなければ、時短もいいなあと思っちゃいます。
育休明けの時短で大変なのは自分が家事育児のメイン担当
育休明けに時短勤務すると、
- 時短している人(多くの場合は妻)が家事育児
- 時短していない人(多くの場合は夫)が仕事をバリバリする
という夫婦の役割分担ができると思います。
時短勤務だど、家事と育児が自分の「仕事」になります。
時短勤務とはいえ仕事をしてから、家事と育児をこなすのは本当に大変です。
時短勤務ではない方(多くの場合は夫)は、時短勤務の妻に頼って家事育児にあまり協力的ではない様子。
とある友達は、時短勤務16:00に帰ってきて、保育園の迎え〜寝かしつけと行った育児はもちろん、掃除洗濯料理という家事全般もワンオペだそうです…。
想像を絶する大変さ…。旦那さんに「仕事してる方が楽だよ!」と言ってやりたい気分です。
あとは、やっぱりお給料も減りますからね…。時短になる分、時短しない方には稼いできてもらう必要があります。
仕事関連の悩みも出てきますよね。
- 好きな時間まで仕事ができない
- 楽しい仕事や責任のある仕事ができない
- 昇進が送れる
- 後輩が上司になってやりにくい
などなど…。
悩む気持ちはわかりますが、わたしとしては「時短にするなら甘えられるだけ甘えなよ!」と言いたいです。
会社にはあなたの代わりはいくらでもいますが、子育てにはあなたの代わりはいないのです。
育休明け時短がおすすめなのは家事育児が苦ではない人
育休明けの時短勤務が向いている人はこんな人です。
- そこまでお金を稼がなくてもOK
- 家事のワンオペ問題なし
- 家事育児が苦じゃない(大好きである必要はありません)
- 夫の協力がない
- 仕事が好きじゃない
仕事が嫌いだからという理由だけで、育休明けの時短勤務を選ぶのはちょっと待ってください。
時短にしたら、あなたが家事育児の責任者になります。「家事育児が苦じゃないか」も大切な見極めポイントですよ。
次のセクションは、わが家が夫婦2人とも残業ありのフルタイム勤務でも家庭の仕事を両立できる方法を紹介します!
育休明けのフルタイムも時短も楽することが大切
育休明けは、フルタイム勤務も時短勤務のどちらも、なれないことばかりでストレスになることが多いでしょう。
わたしは、育休明けに復帰してからの毎日が本当に怒涛のように大変でした。
この記事↓で育休明けのフルタイム勤務と家庭を両立しているスケジュールを公開していますが、慣れるまでは【起きる→家事育児→仕事→家事育児→仕事→寝る】のくりかえし。
全く余裕がなくて新しい趣味を始めたりするような精神的な&時間的な余裕はありませんでした。
それでも最近はじぶんの時間を確保しつつ、残業ありのフルタイム勤務ができているのは、家事の手を抜いているおかげです。
夫婦ともにがフルタイム勤務で、家事育児と仕事が両立するために1番大きな支えば、家事代行サービス です。
わたしはお料理に家事代行サービス にお料理をお願いしています。
時短勤務をしている友達は、旦那の帰りが深夜なのでワンオペが大変すぎて、お掃除を家事代行サービス にお願いしていると言っていました。
わが家ははお掃除は自分と夫でしていますが、掃除は大っ嫌いです。
この【おすすめ記事】では、掃除が大っ嫌いな現役ワーママが実践している「本当に必要最低限の家事」についてまとめました!
他には料理を楽にしてくれる時短家電のホットクック!友達もけっこう使っている人が多いです。
くわしいレビューを書いているブログを見つけたので、きになる方はこちらをどうぞ↓
>>ホットクックが共働き家庭におすすめの理由!時間をうみだす4つの魅力
育休明けフルタイムと時短の強い味方!家事代行サービス
わが家は毎週水曜日に、家事代行サービス に来てもらって3時間ごはんの作り置きをお願いしています。
やってもらうことはこんな感じです。
- 水曜日から週末までの大人用&こどものおかずの作り置き
- 特に手のかかる料理をしてもらう(唐揚げやコロッケなど)
- 自分で作るのが苦手なお料理をしてもらう(煮魚など)
- 野菜などをカットして使いやすくしておいてもらう(サラダなども使える)
- 手作り調味料を作ってもらう(甘酒、塩こうじなど)
- 料理に使ったお皿洗いなど台所の簡単な片付け
- 離乳食のアドバイス
- 大人のご飯についての栄養バランスアドバイス
水曜日に3時間も料理をして、どっさりと作り置きをしてもらうと本当に楽です!!
大人が2人でお昼ごはんと夜ごはんを食べても、水曜日〜土曜日か日曜日くらいまでは料理しなくても過ごせます。
(最近わが家は2人とも在宅ワークです)
わが家の料理と言えば、週末に1度だけ何種類か作り置きを増やすだけです!週末に1回料理するだけなのです!
しかも、家事代行サービスのお料理に来てくれる人はお料理のプロばかりで、実は自分で作るよりおいしいし、栄養バランスがいいんです。
例えば、こんな方がお料理の家事代行をやっています。
- ベテラン主婦
- 元料理人
- 調理師免許あり
- 幼児食インストラクター資格あり
- 元保育園での調理経験
- 介護施設での元料理人
- 発酵食品マイスター
わたしが今、定期的にお願いしている方は、元保育士で発酵食品マイスターを持っている超ベテラン主婦おばちゃんです。
大人向けにも子ども向けにもバランスがいい料理を作ってくれるのでとても助かっています。
育休明けのフルタイムでも時短勤務でも、仕事と家事育児の両立は大変です。
家事代行サービスを使って、家事から解放されてください!
\家事から解放される!/
>>育休明けフルタイム勤務の1日&1週間のスケジュールを公開
>>育休明け2ヶ月で転職した体験談【失敗しない転職へのヒント】
>>育休明け転職で保育園はどうなる?入園継続方法を実話をもとに解説