0時間残業~100時間残業の体感・メリット・デメリット・何がきついかを解説!
会社で新卒として働き始めると、初めての残業も経験しますよね。
初めての残業はきついと感じるかもしれません。
新卒社会人が残業すると、「どのくらいの残業で何がどうきついか」が気になるところ。
新卒社会人は、残業をきついと感じる感覚やメリット&デメリットも全然違うんです。
- 社会人の中で体力が一番ある
- 残業への精神的耐性がなく、残業がきついと感じやすい
- 「残業しない自由な時間」と「残業のメリット」で迷う
この記事では、新卒の新社会人の特徴を踏まえて、月の残業時間ごとの体感とメリット&デメリットをご紹介します。
- 新卒での残業時間ごとに、何がきついか
- 新卒での残業時間ごとに、残業するメリットとデメリット
- 長時間残業が原因で新卒時代に転職活動ができないという実態
- 残業時間30時間以下が転職活動に最適な時期
この記事を書いているミアは残業ナシも残業アリもどちらも経験済み!
自分の体験談から新卒時の残業の体感を解説しちゃいます!
- 新卒で残業100時間経験
- 体調崩して転職
- 定時帰りゆるキャリも経験
- 時短勤務も経験
残業時間ごとの体感を知って、心構えを作ろう!
- 1 新卒での残業0時間|キャリアアップできるか不安できつい
- 2 新卒での残業10時間|あえて言うならお財布がきつい
- 3 新卒での残業20時間|定時に帰れなくてきつい
- 4 新卒での残業30時間|残業がきついと感じ始める
- 5 新卒での残業40時間|疲労が溜まり始めてきつい
- 6 新卒での残業50時間|慢性的疲労がきつい
- 7 新卒での残業60時間|転職を考え始めるくらいきつい
- 8 新卒での残業70時間|転職を決意するくらいきつい
- 9 新卒での残業80時間|勢いで平日を乗り切らないときつい
- 10 新卒での残業90時間|油断すると体調を崩すくらいきつい
- 11 新卒での残業100時間|体力的精神的に最上級できつい
- 12 【まとめ】新卒の残業がきついなら逃げてもいい
新卒での残業0時間|キャリアアップできるか不安できつい
残業ゼロはとてもホワイト企業。
業種にもよるのかもしれません。
新卒残業0のメリットとデメリットを見てみましょう!
- 趣味やスキルアップなど仕事以外にやりたいことができる
- 友達や恋人との時間が確保できる
- 転職活動する時間と体力がある
- 仕事でのスキルアップがゆっくり
- 残業代がない
- 転職活動する時間と精神的余裕があっても、転職したいと思わないミスマッチ
体力的にも精神的にも健康を維持できます。
キャリアの向上心が強くなければ気になるデメリットもありません。
しかし、残業が全くないので、仕事でスキルアップ・キャリアアップできるか不安になります。
残業バリバリしている同期などからの「置いてけぼり感」がきついと悩む新卒社会人は意外とたくさんいます。
新卒は多くのことを吸収できる時期。
残業ゼロが自分のモチベーションを満たせずにきついと感じる場合は、もっと挑戦できる職場に転職してもいいかもしれません。
新卒での残業10時間|あえて言うならお財布がきつい
1日30分くらいの残業ですね。
メリットとデメリットは何があるでしょうか。
- 新卒で初めての残業で「社会人感」がある
- プライベートの時間が確保できる
- 残業代が少し稼げる
- 転職活動の時間が十分ある
- 仕事でのスキルアップがゆっくり
- 残業代が少なめ
月10時間残業は体力的&精神的には余裕です。
仕事を早く終わらせるように頑張れば残業0時間になるかも!
残業0時間と同じく、キャリアアップに対する不安はあるかもしれません。
また、残業10時間程度だと残業代もあまり見込めないので、お財布がきつく感じる可能性も。
バリバリ稼ぎたいなら残業もしくは転職を考えてみてはいかがでしょうか。
新卒での残業20時間|定時に帰れなくてきつい
毎月20時間の残業は1日1時間の残業。
新卒の平均残業時間のおよそ半分です。
月残業20時間はどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか!
- 仕事とプライベートのバランスが取れる
- 仕事を頑張っている感がある
- プライベートを楽しむ時間もある
- 残業代をもらえる
- 定時に帰れない日が多くなる
個人的にはかなりいい感じのバランスです。
残業する日としない日のメリハリをつければ、定時帰りできる日もあります。
新卒時代に頻繁に開催される大学時代の友達や同期との夜ご飯にも、問題なく行けるでしょう。
きついことといえば、定時に帰れない日が多くなってくることです。
毎日定時帰りを想像していた場合はとてもきつく感じるかもしれません。
新卒での残業30時間|残業がきついと感じ始める
月残業が30時間になると、体力的には問題ないものの、精神的にきついです。
メリットデメリットをチェックしましょう。
- 月30時間残業くらいから会社に早く馴染めるように
- 新卒時に残業ゼロの同期と比べて仕事でのスキルアップを実感
- 残業代がそこそこもらえる
- 精神的に余裕がなくなり始める
- 仕事終わりの予定に間に合わない日が出てくる
- 金曜日の残業が回避できなくなり始める
平均で毎日1.5時間の残業です。
6時までの定時だと7時30分まで仕事という計算です。
残業が多くなると、どうしても精神的にきついと感じ始めます。
- 7時開始の予定には間に合わない
- 予定に間に合わせるために仕事を早く終わらせるプレッシャー
- 金曜の残業が回避できない
- …などなど。
月30時間残業は、小さな不満が少しずつ溜まります。
きついと感じる前に、有給を使ったり、メリハリをつけた仕事術を覚えましょう。
新卒での残業40時間|疲労が溜まり始めてきつい
新卒社会人の平均残業時間(47時間)ですが、体力的にきついです。
平均的な残業時間のメリットとデメリットをどうぞ!
- 同じ部署やチームの人と仕事帰りにご飯に行く回数が増えて仲良くなれる
- 残業代がそこそこ稼げる
- 残業0の新卒社会人と比べてスキルアップを実感
- ほぼ毎日残業があり、毎日疲れている
- 仕事終わりの予定に間に合わない日がある
- 辞めたいと思っても転職活動するための精神的余裕がない
平均的な残業時間の割には、残業がきつい印象ですね。
この頃から体力的な疲労を感じ始めます。
新卒社会人の体力と回復力があるからこそ、乗り切れる残業時間です。
プライベートの予定に間に合わなくなると息抜きができなくて、精神的にきついと感じる事も。
また、転職活動をしようと思っても、転職活動をする気力がないのが特徴。
もう一度言いますが、月40時間は新卒にとって平均的な残業時間。
平均的に残業していると転職活動する元気がないという事は、それより忙しくない時に転職活動しないといけないってこと!
将来的に忙しくなるのが分かっているのなら、転職活動はすぐ始めましょう!
新卒での残業50時間|慢性的疲労がきつい
月50時間は平均的な新卒の残業時間を少し超えたくらいです。
正直、常に疲れていてきついです。
気になるメリットとデメリットを解説します!
- 残業代が稼げる
- 会社の仲間と早く仲良くなれる
- 仕事量をこなすので仕事でスキルアップできる
- 慢性的な疲労がきつい
- 仕事終わりの予定に間に合う確率は五分五分
- 転職活動したくてもする時間と気力がない
月50時間残業くらいから、週末に「きちんと休む」という時間を取らないと疲れが抜けません。
疲れが抜けないと、業務日が本当にきついです。
ちなみに私が新卒の頃は、社会人になってもランニングをしていて体力には自信がありました。
新卒時の体力&回復力をフル稼働しても、週末ゆっくりしないと残業時間50時間はきつい。
それに加えて、プライベートな時間が確保できない精神的ストレスもあります。
月50時間が平均的な新卒の残業時間だなんて、本当に日本はこのままでいいのか疑問です。
新卒での残業60時間|転職を考え始めるくらいきつい
月残業60時間で、家と会社の往復の日々が始まります。
精神的にも体力的にもきついです。
メリットとデメリットはどうなるでしょうか?
- 残業代がかなり稼げる
- 同じ部署の人と早く仲良くなれる
- 仕事量をこなすので仕事でスキルアップできる
- 家と会社の往復
- 慢性的に疲れている
- プライベートの時間が無くて息苦しい
- 仕事終わりの予定にはほとんど間に合わない
- 転職活動したくてもする時間と気力はゼロ
お気づきかもしれませんが、メリットは月残業50時間とほぼ同じです。
50時間を超えるとメリットの増加よりもデメリットの増加が目立ちます。
定時が6時の場合は、毎日9時まで残業する計算です。
帰ったら晩ご飯を食べて寝るだけの単調な生活。
私はここで辞めたいと感じ始めました。
辞めたい理由は、体力的にきついのはもちろん、プライベートの時間がなくて息苦しかったからです。
仕事終わりの予定にほとんど間に合わない。
予定に間に合うようとすると、他の日へのシワ寄せが大きいんです。
例えば、金曜日に定時帰りするためには、月・火・水・木曜日は夜10時まで仕事しなければなりません。
残業60時間は、大学の友達や同期からのお誘いが多い新卒時期にはきついです。
やめたくても体力的&精神的に転職活動する余裕がない。
ある程度プライベートを充実させたいのなら、残業時間が長くなりすぎる前に転職活動を始めて下さいね!
新卒での残業70時間|転職を決意するくらいきつい
辞める決意が固まるきついです。
残業70時間のメリットはあるのでしょうか?デメリットと合わせてどうぞ。
- 残業代がかなり稼げる
- 家族や友達より同じ部署の人と一緒にいる=仲良くなる
- 仕事量をこなすので仕事でスキルアップ
- 家と会社の往復
- 慢性的な疲れがきつい
- プライベートの時間が無くて息苦しい
- 仕事終わりの予定にはほとんど間に合わない
- 転職活動したくてもする時間と気力はゼロ
- 将来の働き方が不安
残業70時間のメリットとデメリットと比べると、「将来の働き方が不安」というのがデメリットに追加されました。
私は月残業70時間のころから、将来結婚や子どもが産まれたらちゃんと働けるか不安を感じ始めました。
だって、女性の先輩たちも同じように残業70時間働いているんです。
新卒のうちは乗り切れても、数年後は体力的に無理だと感じてしまう。
- 結婚しても残業70時間?
- 結婚したら家族との時間はどうなる?
- 出産したら子どもとの時間は確保できる?
- 将来の夫の理解を得られる?
- 時短で働ける?
- …などなど
将来の働き方に対する不安で精神的にきつくなりました。
新卒の頃の残業時間だけではなくて、先輩たちの働き方を観察すべきと実感したのでした。
新卒での残業80時間|勢いで平日を乗り切らないときつい
勢いに任せて毎日を過ごしている感じです。
デメリットが多い予感ですが、メリットとデメリットを確認しましょう。
- 残業代を稼げる
- 会社の人と仲良くなる
- キャリアアップのためのスキルがつく
- とにかく体力的&精神的にきつい
- 家と会社の往復
- 慢性的な疲れがとにかくきつい
- プライベートの時間なし
- 仕事終わりの予定は入れられない
- 転職活動したくても時間と気力なし
- 将来の働き方が不安
残業時間70くらいからメリットとデメリットが固定されてきました。
内容は一緒ですが、もちろん度合いが違います。
残業月80時間はほんっとうにきついです。
新卒の体力と回復力があっても、毎日をなんとか過ごしているだけ。
帰っても何もする気力もありません。
ご飯を作るのですらきついです。私は常に外食かお弁当でした。
私自身も毎日きついきついと思って過ごしていました。
残業80時間の新卒の皆さんには「時間は有限。新卒の時にやりたいことをやって」と伝えたいです。
新卒での残業90時間|油断すると体調を崩すくらいきつい
帰ってお風呂入るのでさえきついです。
メリットデメリットをどうぞ。
- 残業代がもらえる
- 会社のメンバーと仲良くなる
- スキルアップできる
- とにかく体力的&精神的にきつい
- 家と会社の往復
- 週末休んでも疲れが取れない
- プライベートの時間なし
- 仕事終わりの予定は入れられない
- 転職活動したくても時間と気力なし
- 将来の働き方が不安
- 体調を壊し始める
体調がおかしくなり始めます。
何も考えず働いて、帰って、寝て、起きて、仕事に行くの繰り返し。
シャワーを浴びる時間があれば寝ていたいと思うくらい体力的にはきつい。
新卒時代にシャワー浴びずに出社したことすらあります。
週末にしっかり休んでも回復できないこともあるくらい。
疲労が溜まる前に有給を使って、まとまって休むことをおすすめします。
そして、リフレッシュした頭で、このままでいいのかちゃんと考えてみてください。
新卒の時期は貴重です。転職すべきなのか、留まるべきなのか、よく考えてください。
ちなみに私は転職しました。
新卒での残業100時間|体力的精神的に最上級できつい
私は残業100時間を1年続けたら体を壊しました。
残業90時間からの変化は、デメリットには「体調を壊す」が追加された点です。
- 残業代が稼げる
- 会社のメンバーとの絆が深まる
- 仕事のスキルがつく
- とにかく体力的&精神的にきつい
- 家と会社の往復
- 週末休んでも疲れが取れない
- プライベートの時間ゼロ
- 仕事終わりの予定を入れたらほぼ100%ドタキャン
- 転職活動の時間と気力なし
- 将来の働き方について不安
- 体調が壊れる
残業100時間を経験したミアが声を大にしてお伝えします。
- 辛かったら逃げていい!
- 自分の体調を守るために逃げて何が悪い!
- 転職は逃げじゃなくて次への前進!
新卒で残業100時間は本当にきついです。
何もやる気が起きなくなるし、何もできません。
体を壊す前にぜひ自分自身の体を守ってあげてください。
【まとめ】新卒の残業がきついなら逃げてもいい
新卒のうちは残業のきつさがまだ分からないもの。
残業には色々なきつさがあります。
- 残業なさすぎてキャリアアップできない辛さ
- 残業代がなくてきつい
- 将来の働き方について不安
- 精神的にきつい
- 体力的にきつい
どんなことに対してキツイと感じるかは人それぞれ。
どの程度でキツイと感じるかも人それぞれ。
きついと感じたらそれはきっと心の正直な叫び。正直に耳を傾けてみて。
きついと感じたら逃げてもいいんです。