文系でも読める!?人工知能は人間を超えるかの感想

人工知能について知識ゼロの文系が「人工知能は人間を超えるか」を読めるのか?!読んだ感想です。

 

人工知能について全くのど素人の私が、「人工知能ってなに?」を知るために【人工知能は人間を変えるか】を読んだ感想を書きました!

 

 

 

結論をシンプルに言うと「人工知能の初心者でも分かりやすい!」です。

ここから詳しい感想を書きます!

知能は人間を超えるかの感想の前に…読んだのは仕事のため

わたしが「人工知能は人間を超えるか」を読んだのは仕事のためです。

勤めている会社で始めている人工知能やAIなどの事業の仕事を担当するようになってきました。

 

その当時のわたしは、「人工知能?映画で、AIがいつか人間をおびやかすって見たような…」というなんとも小学勢レベルの知識状態でした。

つまり何も知らない。

 

AI、人工知能、機械学習という言葉の違いもわかりません。

違いがあるのかもしれませんが、この感想を書いている記事では同じものとして書いていきます。(そのくらい人工知能初心者です)

 

たまたま友人のAIエンジニアがいるので、「AIとはなに?」を説明してもらいました。

その友達はけっこうAIオタクな感じで、わたしみたいなど初心者にいきなり数式を使って説明し始めました…。

「ちょちょっと待って…」何を言っているのか全然わからない。

 

わたしは文系で数学も苦手、コードとかも書けないし、AIの知識は小学生並みです。

AIとは?はという質問を小学生に説明するくらいのレベルで簡単に知りたい!

ということで、そのAIエンジニアの友達が勤めている会社で、新入社員などのAI初心者におすすめしている本として「人工知能は人間を超えるか」を紹介してもらいました。

 

さてさて…「AIとは?」というAIど初心者のわたしの疑問を解決してくれる本になっているのでしょうか?

読み終わったので、感想をまとめたいと思います。

 

人工知能は人間を超えるかの感想の前に…著者についてまとめ

感想をまとめる前に、著者の松尾豊さんについて調べてみました。

 

著者の松尾豊さんは、AI業界では第一人者で有名な方だそうです。

AIについてはSF映画の中でしか知らないわたしは松尾さんのことを知りませんでしたが、友人のAIエンジニアたちはみんな知っていました。とても有名な人なんですね。

 

AIの研究の第一人者として、いろいろなところで活躍されている方なようです。

  • 東京大学大学院工学系研究科の教授
  • 日本ディープラーニング協会を設立&理事長に就任
  • 人工知能学会 理事
  • 情報処理学会 理事
  • ソフトバンクグループ株式会社 社外取締役
  •  Telexistence株式会社 AI技術顧問

(2020/10時点)

 

いろいろな方面で活躍されて、AIの普及活動を一生懸命やられているんだなあという印象です!

いよいよ、松尾豊さんの「人工知能は人間を超えるか」の感想を書いていきます。

 

人工知能は人間を超えるかの感想|知識ゼロでも読める

人工知能の知識が全然なくても読めるので、「人工知能についてちょっと知りたいな〜」という人工知能初心者も安心して読めます!

 

難しい単語はあまり出てこないのと、一般人が知らないような専門用語は解説が出てきます。

「あれ?この言葉わからない」という単語がないので、単語につまづいて苦戦することがないので読みやすいです。

 

仕事で関わっている、他社のAIエンジニアの方にAIについて聞いてみたら「この論文を読んでください」と専門用語だらけの英語の論文を渡された経験があります。

専門の論文は1分読み進めるのも、何十分も時間がかかるレベルですけど、この「人工知能は人間を超えるか」は専門知識なしで読めるのが嬉しいです!

 

人工知能は人間を超えるか感想|AIとは何かざっくりわかる

人工知能が何かというのが、ざっくりわかります!

本を読んだからと言って、他の人に説明できるまでにはならないのですが、人工知能の世界に一歩踏み出したような知識を得られます。

 

この本を紹介してくれたAIエンジニアからも、この「人工知能は人間を超えるか」は初心者向けにおすすめというお墨付きです。

 

「人工知能は人間を超えるか」では、人工知能のいろいろな定義を紹介してくれます。

正直、人工知能の定義を教えてもらってもピンと来ません…。

でも、いろいろな事例も紹介してくれるので、「ルンバやGoogleの検索エンジンはこんな人工知能を使っているんだ」と、具体例をイメージできるようになりました。

 

人工知能は人間を超えるか感想|AIが時系列でわかる

「人工知能は人間を超えるか」を読んで1番わかりやすかったのが、「AIブーム」という時系列でAIの変遷が書かれていることです。

 

AIとは最近始まったようにも感じますが、1950年ごろから1回目のブームが来ていたようです。

なんと昭和の時代から!人工知能がはやっていただなんてびっくりしました。

 

その後、何回かの「ブーム下火の時代」を経て今に至っているというのがわかります。

 

それぞれのブームや時代で、どんなAIが話題だったかが書かれているので、どんどんAIが改良されて賢くなっていく様子が、時の流れと一緒にわかるのでとてもわかりやすいです。

 

 

人工知能は人間を超えるか感想|AIの手法の概要がわかる

「人工知能は人間を超えるか」を読むまで、AIの手法がたくさんあることを知りませんでした。

 

簡単なところだと

  • 教師あり学習
  • 教師なし学習

など。

 

AIは何かを学習するシステムだと思っていたので、「教師なし(=学習しない)」という方法があるのは驚きです。

 

これだけではなくて、いくつかの代表的な手法についてすごくわかりやすく説明してくれています。

 

わたしは、友達のAIエンジニアにAIの説明を頼んで、いきなり数式を使った説明や、素人にはワケワカラナイ単語を使った説明をされることばかりです(笑)

それに比べてこの「人工知能は人間を超えるか」という本は、文系のわたしでも理解できるように一般的な言葉で説明してくれるのでとてもわかりやすいです。

 

人工知能は人間を超えるかを読んだ感想は「文系も読める」!

「人工知能は人間を超えるか」を読む前は、右も左もわからなかったAI・人工知能・機械学習の世界。

 

この本を読むと、人工知能の世界に一歩進んだ気がします!

ど素人が読んでもわかりやすい説明で、こんなことがわかりました。

  • 人工知能のブームの移り変わり
  • 人工知能のブレイクスルー
  • 人工知能のいろいろな手法
  • 人工知能が人々にもたらす影響(AIに仕事をとられたり、ビジネスチャンスがあったり)
  • などなど

 

専門的な知識を付けたい人にはちょっと物足りないかもしれません…。

でもまず、「人工知能とはなにか?」が知りたい人にはおすすめの本でした!

 

この本をおすすめしてくれたAIエンジニアのお友達、どうもありがとう!

 

文系でも読める!?人工知能は人間を超えるかの感想
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