仕事の2年目はとにかく転機が多い。
仕事が辛く感じる人、部署異動する人、結婚出産を経験する人、様々な変化があります。
- 仕事2年目が辛い
- 仕事2年目で転勤になって不安
- 仕事2年目で結婚が決まったり妊娠して心の準備ができていない
- 仕事2年目が緩すぎてもっと成長したい
仕事2年目になると、相談できる人がとっても限られてきちゃうんですよね。
新人研修の時に仲が良かった同期達も、それぞれの道を歩み始めていると思います。
同期に相談したいけど、部署も違うし忙しそうだからなかなか相談する機会がない。なんてことがしょっちゅう。
大学の時に仲が良い友達とも疎遠になりはじめるのが仕事2年目。
会社が違うと会う機会がなくて、気軽には相談できません。
相談できる機会が減っても、2年目の転機はまってくれません。
今、仕事2年目で大きな転機を迎えている方に、乗り越えて欲しくてこの記事を書いています。
- 仕事2年目で漠然とした不安ばかりのミアが2年目に実践したことが知りたい人
- 人事コンサルタントからのアドバイスが欲しい人(ミアは元人事コンサル)
- 多くの仕事2年目応募者を面接した面接官ミアからのアドバイスが欲しい人
仕事2年目がつらい時期や大きな転機を乗り越えて、自分らしい働き方を見つける第一歩を踏み出しましょう。
仕事2年目が辛い時の対応方法は4つ!転職も1つの手段
仕事が2年目になると、会社や仕事の事が少しずつ分かってきて、現実が見えてくるんですよね。
2年目は、新社会人の頃に持っていた期待と夢よりも、現実が気になってくる時期なんです。
実はこの記事を書いているミアも、2年目が本当につらかった。
1年目の最後の方から仕事が大変だと感じ始め、2年目には仕事が嫌になっていました。
仕事が嫌な2年目のミアの頭の中は不安ばかり…
- ミスで怒られるのが怖くて委縮してミス連発で泣きたい
- 同期が難しい仕事も任されてて、勝手に自分と比べて焦る
- 仲がいい友達も転勤して、不安を話せる友達がいなくて寂しい
- 大学の友達は会社に馴染んでて、羨ましい
- 後輩が可愛がられてて、自分の居場所がなくならないか不安
女子ならではのプライベートの悩みも尽きませんでした。
- 仕事が忙しくて、プライベートの時間が無くてつらい
- 大学時代から付き合ってた彼氏とすれ違いになって別れる
- 会社の女性の先輩は独身が多くて、結婚したら働き続けられるか不安
- 大学時代の友達の結婚式に参列して、焦らなくていいと思いつつ結婚に焦る
- 結婚願望と仕事したい願望のバランスが迷子
仕事とプライベートに関する漠然とした不安を抱えていたミアも、仕事2年目を無事に乗り越えました。
2年目の大変な出来事について詳しくはこちら↓
楽しくない大変な日々から抜け出したい!
そんな仕事がうまくいかない2年目社会人生活から脱出するための方法は、大きく4つあります。
- 2年目も同じ仕事にとどまってやり方や考え方を変える
- 仕事2年目は同じ会社にとどまって違う業務に取り組む
- 仕事2年目は思い切って長期休暇を取る
- 仕事2年目という第二新卒枠を使って転職する
1つずつ詳しくご紹介します。
キャパオーバーな日々から早く脱出するためにぜひ参考にしてください。
2年目も同じ仕事にとどまってやり方や考え方を変える
一番簡単で一番難しい方法かもしれません。
「簡単」であり「難しい」方法だなんて、哲学的で突っ込みたくなります。
「簡単」なのは、仕事2年目も同じ仕事に留まるという事。
それなりに「簡単」であり「難しい」のは、あなたの仕事のやり方を変える事。
一番「難しい」のは、考え方を変える事です。
この記事を読んでいるあなたは、きっと仕事を初めて”まだ”2年目の方ですよね。
仕事のやり方はまだまだ簡単に変えられます。
- ミスをしがちならミスを減らす仕事方法にする
- 放置されているならあなたからどんどん聞く
- 仕事を覚えられないならメモを取る
- 仕事が夜遅くまで終わらないなら上司に相談する
社会人2年目にもなると、大変な状況を打開するためにできる事は既にやっている方も多いと思います。
既にいろいろな事を試してみて、ダメなら考え方を変えてみるのがおすすめ。
- 仕事のプレッシャー
→責任感がある仕事 - 向いていない仕事
→新しいチャレンジ - 仕事でキャパオーバー
→自分が成長するチャンス - 仕事で大きなミス
→今後ミスしないように勉強の機会 - 仕事が分からない
→先輩に聞いて仲良くなるきっかけ
考え方を変えるだけで、受ける印象が全然違いますね。
ただし、考え方を変えるのが一番大変。
あなたは既に、今の仕事がとても大変だと感じてるのでしょう。だからインターネットで検索してるのではないでしょうか。
「仕事 つらい」と検索してしまうくらい憂鬱な時、考え方を変える余裕がありますか。
ポジティブに考える余裕がないくらい憂鬱なのではないでしょうか。
なるべく前向きにになれるように頑張ってみても、無理に明るく考えるのにも限界はあります。
つらい仕事への対処法は他にもありますから、無理しないことも大切。
「前向きにとらえられない!」という方はこれから紹介する他の対応策も検討してみて下さい。
仕事2年目は同じ会社にとどまって違う業務に取り組む
同じ会社内での部署やチームの異動はいかがでしょうか。
会社自体が嫌になりがちですが、同じ会社内での異動が解決してくれる悩みもあります。
2年目の仕事が辛いと転職が頭をよぎる人が大半だと思いますが、まず初めに社内での異動を検討してみて下さい。
転職は次の転職に影響する場合があるので、ある程度慎重に検討する必要があるからです。つまり、社内異動の方がお手軽なのです。
私は仕事2年目で部署移動させてもらいました。
2年目で部署異動したメリットがたくさんありました。
- 気分がリフレッシュされてやる気が出る
- 初めての仕事なので、質問し放題
- 失敗ゼロからのスタートなので気が楽
- 他の部署の雰囲気が分かる
しかし、私が仕事2年目で抱えていた「激務」という悩みは解決できませんでした。
私のケースでは、会社自体が「激務」を容認しており、どの部署に異動しても変わらなかったのです。
同じ会社の中では解決できないという事が分かっただけでも、部署異動してよかったと思います。
また、異動して素晴らしい出会いもありました。2つ目も部署の上司とは、今は職場が違いますがまだ連絡を取り合っています。
部署異動で成功した例をご紹介します。
ミアの友人の1人は、仕事2年目から部署異動を5回程度繰り返して、いろいろな部署を渡り歩いています。
部署が違っても仕事内容は類似しているので、キャリアはきちんと積み重ねているんです。
その友人の会社は、部署が違うと雰囲気・働き方などが全く違うそうです。
大会社ならではかもしれません。
部署異動で問題が解決する場合もあるという良い事例ですね。
会社によっては所属部署に秘密で異動願いを出せる制度がある場合もあります。
ぜひ社内異動も検討してみて下さい。
仕事2年目は思い切って長期休暇を取る
仕事2年目だと、1年目の有給休暇が余っていませんか。
この機会にいつもより長くお休みを取ってみるのもおすすめ。
「長期休暇」と言っても、何週間や何ヶ月も休む必要はありません。
いつもより少し長いお休みでもリフレッシュ効果があります。
普段は1日ずつしか有給を使わないなら、思い切って3日有給を使うのでも大丈夫。
土日休みなら、週末の2日と合わせて5日もお休みです。
お休み期間中は仕事のことを考えず、仕事モードから休ませることがリフレッシュの秘訣です。
私も2年目で仕事に疲れて2週間お休みをもらいました。
東南アジアに一人旅をして、エステと美味しい食べ物のおかげでリフレッシュ。
たまに長期休みもらえるなら頑張れるって思ったよ。
会社としても、しんどい時に働き続けて体力的・精神的に倒れてしまうより、しっかり休んで元気に働いてくれた方が良いんです。
なので、長めの有給申請は不安かもしれませんが、ぜひ相談してみましょう。
仕事2年目という第二新卒枠を使って転職する
仕事が嫌な人は、転職が頭をよぎりますよね。
第二新卒として転職するのも一つの手です。
第二新卒とは、大学卒業後一度就職してから、仕事を数年内に変える社会人の事です。
採用面接では、仕事2年目~4年目くらいが、第二新卒枠で多い印象です。
実は私も長期休暇と異動を経験したあと、仕事2年目の後半で転職しました。
まだ新人として教育してくれるし、新しい仕事にもチャレンジできました。
仕事2年目に転職するメリットは主に2つです。
- まだ新人扱いで手厚く教育してくれる
- 新しい仕事にチャレンジできる
社会人2年目で、もう一度就職活動ができるイメージですね。
1年~2年仕事に従事してきた経験や知恵を生かして就職活動ができるので、大学時代の就職活動よりも納得がいく内容になる事が多いと思います。
企業としても第二新卒を採用するメリットがあるんです。
- 仕事のマナーなどは教える必要がないので採用コストが低い
- 1つ目の会社の文化に染まっておらず、自社の雰囲気に馴染みやすい
企業側のメリットは大きいものの、第二新卒転職にも努力が必要です。
就職活動や一般的な転職活動と一緒で、しっかりした事前準備をしましょう。
1社目が合わなかったのですから、以下の事をしっかり掘り下げて理解することが大切です。
- なぜ1社目が合わなかったのか
- なぜ社内での異動ではなく転職なのか
- なぜこの業界を志望しているのか
- なぜこの会社を志望しているのか
- なぜこの職種を志望しているのか
- 自分が譲れないものは何か
仕事2年目は、社会人人生の中でとても貴重な「第二新卒」期間。
自分のやりたいことや譲れないものを明確にして、納得がいく転職活動にしてください。
仕事2年目で異動になったら新人期間を活かして頑張るのみ
仕事2年目で転勤辞令が出ると、「使えなかったのかな」と悩む人は多いようです。
転勤の理由が「使えなかった」からかは会社や転勤先の部署によります。
社会人2年目ながら大きく期待されて、責任ある仕事ができる部署に異動になる例も多くあります。
いずれにせよ、あなたはまだ仕事を始めて2年目です。
まだ新人なのです。
期待された転勤なら期待に応えればいいし、もしネガティブな理由での転勤でも新天地で活躍すればいいのです。
仕事2年目で結婚や妊娠したら最善のタイミングだと思おう
結婚や妊娠はとても大切なライフイベント。
大きな喜びと共に不安もあるかもしれません。
- 「2年目で結婚なんて早すぎ」
- 「2年目で寿退社なんて怒られないかな」
- 「2年目で妊娠だなんて仕事はどうするの」
仕事と家庭の両立、家庭に入るべきかの決断、特に女性はいろいろ迷うと思います。
現在1児の母であるミアは、仕事2年目のあなたに、「自分自身の気持ちを大切にして。」と伝えたいです。
結婚や特に妊娠のタイミングは自分ではコントロールしにくいのが実態。
なので仕事2年目で妊娠したら、それがあなたの人生での最適なタイミングだったのではないかと思います。
「2年目で妊娠なんて…」という社会の目や好機の目にとらわれないで、あなた自身気持ちに正直に決断をしましょう。
将来的に仕事を続けたい場合
育休を取って、仕事に復帰する道を維持するのはいかがですか。
日本では、育休から復帰すると、時短勤務ができる制度が整っています。
なので、出産後も自分に合ったペースで無理せず働き続けることができるんです。
専業主婦になりたい場合
2年目で寿退社もできます。
しかし、仕事2年目で専業主婦になった場合、将来的な復職はハードルが上がる可能性については理解しておいてくださいね。
子どもが大きくなって仕事を再開する頃に、ほぼ未経験で雇ってくれるお仕事はあまりないでしょう。
とは言え、パートや簡単な事務などはできると思いますから、全然仕事がないというわけではありません。
結婚・妊娠したら、まずはあなたの気持ちが大切。
将来仕事をしたいかどうかも、よく考えてみて。
仕事2年目でもっと成長したい時はどうするのが正解?
2年でもっと成長したいと感じているなら、ぜひそのチャレンジ精神を大切にしてください。
今の会社や仕事はあなたの成長意欲を満たしてくれますか?
今の職場でもっと責任ある大きな仕事のチャンスがあれば、ぜり名乗りを上げてみて下さい。
まだ仕事始めて2年目だから…と臆せず恥ずかしがっていたり、待っているだけではやりたい仕事は舞い込んで来ません。
自分から積極的にやりたい仕事を掴みにいって。
一方で、今の仕事があなたの挑戦意欲を満たしてくれない場合もあると思います。
その場合はキャリアアップのための転職を考えてみてはいかがですか。
キャリアアップという前向きな理由での仕事2年目転職は歓迎される事が多いんです。
【まとめ】仕事2年目はみんな悩む時期
仕事を始めて2年目で直面しがちなお悩みとその対応方法をご紹介しました。
多種多様な悩みがありますよね。
仕事での心配事を解決する時、2つの大きな選択肢があります。
- 今の仕事に留まる
- 違う仕事に転職
どちらも大きな決断です。
今の仕事にとどまる場合は、2年目という残り少ない「新人期間」を活かしてみて。
仕事2年目での転職は、転職ゴールデンタイムの第二新卒期。
やる気とポテンシャルで、様々なことにチャレンジできます。
- 新しい業界や仕事にチャレンジしたい
- ワークライフバランスを重視したい
- 転職でキャリアアップ
仕事2年目の転機を乗り越えるために、自分に納得するまで考えてみてください。