忙しい社会人が1か月で30時間以上の勉強時間を確保するための方法を解説します。
社会人になって勉強時間を確保したい時ってありますよね。
キャリアアップに向けた勉強、趣味の勉強、資格試験、社会人大学院、英語、転職に向けた筆記試験、などなど。
学生の頃と比べて、社会人は勉強時間をつくるのが難しいんです。
- 仕事があってなかなか思うように勉強時間が確保できない
- 家族との時間が必要
- 家事をする時間も必要
- 睡眠時間を削るのは辛い
ですが、勉強を習慣化させると少しずつ勉強時間を確保できるようになります!
なぜなら、習慣化すると勉強が1日のルーティンになる事で勉強を苦に感じなくなってくるからです。
それに、短期的に勉強するよりも、習慣化して長期的に繰り返して覚えた方が脳に記憶されやすいというメリットもあります。
社会人が勉強時間を確保するために習慣化するべきポイントは3つ。
- 隙間時間を意識的に活用
- 勉強時間ありきのスケジュール立て
- 休日にまとめて勉強
この記事では、社会人向けに勉強方法の作り方を詳しく解説します。
この記事を書いているミア自身も社会人になってから、勉強時間を確保した経験あり!(月残業60時間程度の時にSPIを勉強して内定ゲットしました)
これから勉強時間を確保したい社会人の方のお役に立てれば嬉しいです。
- 何か勉強を始めてみたい社会人
- 仕事の関係で勉強しないといけないのに勉強時間を作れない社会人
- 資格試験に申し込んでみたけど勉強時間が確保できていない社会人
- 勉強はしてるけどなかなか習慣化できない社会人
社会人の勉強時間確保は平日の積み重ねがカギ
平日に勉強時間を確保しないと、大体の人は1週間のうち5日間も勉強しないということになります。
勉強は毎日少しずつでも進めることで頭に情報が定着します。
なので、平日に少しでも勉強することが大切です!
社会人の勉強時間確保は朝からスタート
勉強時間の確保は必ず朝からスタートしましょう。
朝時間は脳のゴールデンタイムです。
脳科学者の茂木健一郎先生は、朝は脳の記憶がリセットされていて、新しい記憶を吸収する効率が良いと提唱しています。
朝のポイントは2つ。
- 少しでも早起きして、まとまった勉強時間を確保
- 通勤時間の隙間時間を活用して勉強時間を確保
少しでも起きして、まとまった勉強時間を確保
朝の時間にまとまった勉強時間を確保する方法は、最初にお伝えした以下のポイントが当てはまります。
勉強時間ありきのスケジュール立て
朝早く起きれたら勉強するのではなく、「勉強するために早く起きる」を徹底的に実践してください。
30分早く起きれば、相当な勉強時間が確保できます。
- 30分×5日(平日のみ)=1週間で2時間30分
- 30分×20日(平日のみ)=1か月10時間
家族がいる場合は、家族より早く起きれば家族に邪魔されずに勉強できます。
私は、朝ごはんメニューを固定することで、朝の無駄な時間を徹底的に排除。
朝ごはんは毎日ヨーグルトとフルーツグラノーラだよ!
メニューを考える時間&作る時間短縮で、まとまった勉強時間の確保に努めました。
家で勉強がはかどらないなら、会社近くのカフェで毎朝勉強するルーティンはいかがですか。
カフェでの勉強はモチベーションも上がり、テレビなどの誘惑も少ないので集中できること間違いなし!
早朝のカフェは結構な人数のOLやサラリーマンが毎朝勉強していますよ。
通勤時間の隙間時間を活用して勉強時間を確保
通勤時間の勉強は、最初にお伝えした以下のポイントが当てはまります。
隙間時間を意識的に活用
ただでさえ仕事で忙しい社会人は、意識してスキマ時間を勉強時間に変えていく必要があります。
少しのスキマ時間があれば勉強するというクセを付けるのが大切です。
通勤時間に何気なくSNS眺めている時間を意識的に勉強時間として活用しましょう!
スマホを見たり本を読めるような電車やバスでの通勤であれば、アプリや本での勉強がおすすめ。
本やアプリを使えない場合は、耳から情報をインプットしましょう。
聞くという勉強方法は流し聞きになりがちですが、集中して聞いていればしっかり知識が付いてきます。
社会人の勉強時間確保は夜のまとまった時間
朝の勉強時間確保と同じく、夜の勉強に大切なのは大切なのはこのポイント。
勉強時間ありきのスケジュール立て
勉強時間確保のために、勉強ありきで予定を立てましょう。
社会人は夜に勉強しない言い訳を作れます。
- 残業
- 仕事の付き合い
- 家族の時間
- 家事や育児
勉強時間を確保できない言い訳を作っているのは自分自身です。勉強時間を捻出するのも自分自身。
いろいろな用事を加味しつつ、勉強時間を確保するスケジュールを立てましょう。
勉強時間確保の方法はいろいろあります。
- 仕事の帰りにカフェで勉強時間を確保
- 勉強を「習い事」にして教室に通う
- 家族が寝静まった後の時間を勉強時間にする
- 家事は最低限にして勉強時間を確保
- 勉強していることを公言して付き合いの回数を減らす
- 仕事の昼休みに勉強
私が1か月の平日夜に、20時間以上の勉強時間を確保していたスケジュールを公開します。
勉強していたときは、残業は1日3時間(つまり月60時間残業)。
それでも、毎日1時間以上の勉強時間を確保していました。
前提: 独身・残業月60時間・通勤片道30分
- 21:30 仕事終わり(夕食は仕事しながらお弁当を食ベ終わっている)
- 22:00 家に帰ってすぐお風呂
- 22:30 勉強開始
- 23:45 勉強終了
- 24:00 就寝
- 7:00 起床
もちろん、少ししか勉強できない日もありましたが、毎日必ず参考書を開きました。
毎日参考書を開くことで、習慣化が定着するのでおすすめです。
夜は、暗記モノが記憶によく定着すると言われています。
朝勉強したことも含めて、寝る前に頭の中で1日の勉強のおさらいをするとより勉強効率がUPすること間違いなしです!
最近は、夜集中して勉強するスタイルでメンタルヘルスマネジメント検定という人気急上昇中の資格を取りました。
メンタルヘルスマネジメント検定について気になる方はこちらの【おすすめ記事】をどうぞ!人気の理由などを解説しています。
社会人の勉強時間は休日にまとめて確保
休みの日にしかまとまった勉強時間を確保できないからです。
極端な表現ですが、休日は1日中勉強できます。
学生時代のテスト前や受験勉強を思い出してください。
そのころは1日何時間勉強していましたか?
頑張り屋さんのあなたは12時間くらいは勉強していませんでしたか?
少しおさぼりのあなたは3時間くらいでしょうか?
学生時代と違うのは、社会人になるとバランスをとる物事が多く、勉強時間が確保しにくいということ。
- 仕事の疲れからも回復したい
- 家事をしないといけない
- 自由な時間とお金でプライベートも大切にしたい
- 休日出勤もあるかもしれない
- …などなど
社会人特有ないろいろな物事とバランスを取りながら、休日に継続的に習慣化できる勉強時間を設定することが大切です。
繰り返しですが、社会人の勉強時間確保のポイントは習慣化です。
とある休日に12時間勉強しても、次の休日の勉強は0時間だと習慣化できません。
それよりは、「休日は毎日5時間の勉強時間を確保」の方がおすすめです。
繰り返し勉強した方が記憶の定着も良いと言われています。
個人的には、休みの日には最低でも3時間もしくは4時間の勉強時間を確保することをおすすめします。
休日1日の勉強時間が3時間だと仮定すると、1か月で「3時間×8日=24時間」も勉強時間を確保できます。
もし、資格や試験に向けて勉強しているなら、試験前に模擬試験を解くようになると思います。
3時間~4時間あれば、模擬試験・答え合わせ・間違った問題の確認を一通り済ませることができるからです。
問題を解いて間違った箇所の復習は、間違った直後にやるのがおすすめ。
もちろん、長めに勉強時間を確保できそうな休日は、もっとまとめて勉強しても良いですね。
社会人の勉強時間を習慣化して確保する方法3つ
ここまでは社会人が忙しい毎日の中でどうやって時間を確保するかを書いてきました。
このセクションでは、社会人が勉強を習慣化させるためのモチベーションを維持するテクニックを3つお話しします!
- 物理的にスマホを使えなくする
- 勉強した記録を公開する
- 場所を変える
物理的にスマホを使えなくする
勉強してる時についついスマホをみてしまいたくなります…。
遠くに置いておいたり、別の部屋に置いておいたり、いろいろ試しましたが、わたしはどうしてもスマホが気になってしまう。
そこで、わたしはこのタイマーつき南京錠を使って、スマホをポーチの中に封印しています!
スマホをしまうときはナイトモードにして、通知もならないようにすれば、勉強に集中できます。
勉強した記録を公開する
SNSで勉強した記録を公開したり、勉強友達を増やすこともモチベーションになります。
- 自分の勉強時間を毎日公開すると「今日もやらないと」と思える
- 勉強をがんばっている仲間を作ると、刺激を受けて自分もがんばれる
- 同じ試験や資格を目指している仲間がいると、ライベルに勝ちたい気持ちができてがんばれる
わたしのおすすめの勉強アカウントは、Instagramの勉強アカウントです!
InstagramでiPhoneのタイムラプス機能を使って勉強している手元を動画として投稿がすっごくおすすめ!
おすすめの理由は2つです。
- 誰かに見られていると思うとモチベーションになる
- iPhoneのタイムラプス撮影している間はiPhoneをさわれないので、iPhone封印の効果あり
TwitterやInstagramでは、社会人の勉強アカウント(勉強アカ・勉強垢)が多いので、ぜひあなたも勉強アカウントを作ってみてください。
これは、社会人の勉強習慣化にすごく効果ありなので、とってもおすすめです!
場所を変える
わたしは、家だと集中できないときがあります。
家には勉強させないようにする誘惑が多すぎませんか?わたしには誘惑が多すぎます…
- テレビとかマンガなどのわかりやすい誘惑が多い
- 部屋の片付けをして勉強から逃げたくなる
- 料理をして勉強から逃げたくなる
なので、家の近くや会社の近くのカフェにいって勉強することもあります。
本当は毎日のように通って勉強したいのですが、毎日カフェに行くと費用がバカになりません。
なので、「家で勉強する気になれなくてカフェで2時間勉強できる日」だけカフェに行くようにしています。
1時間だけカフェで勉強できる日にカフェに行っても、ドリンク代がもったいない気がしちゃうので、少し節約しています。
夫は、試験前1週間くらいはカフェにこもって勉強していたこともありました。
追い込みの時は毎日カフェーユーザーになっていもいいですよね。
カフェではなくて図書館でもいいのですが、家の近くの図書館は狭くて自習スペースが争奪戦なのでカフェに行くことにしています。
【まとめ】社会人の勉強時間確保は1ヶ月サイクルで考えよう
今回の記事で解説した方法で勉強したら1ヶ月で44時間もまとまった勉強時間を捻出できます!
- 20時間=60分×平日20日
- 24時間=3時間×休日8日
上記にプラス通勤時間などのスキマ時間の勉強時間もあるので、60時間くらいは勉強している計算に。
とはいえ、社会人は仕事の波もあるので、毎日一定の勉強時間を捻出できないかもしれません。
それでも、毎日少しずつでも勉強時間を確保し続けることが重要。
勉強を習慣化することで自然と勉強時間を確保できるようになります。
勉強のスタートは思い立ったが吉日!この記事を見ているあなたも勉強を始めてみてはいかがでしょうか。